昔から夢の一つは、自分のお店を持つことでした。好きな物に囲まれ、私と同じ趣味を持つ友人たちが集まる場所を作りたいとずっと思っていました。特に器物が大好きで、この趣味は何年も続いており、私の生活の一部となっています。学生時代や仕事のために幾つもの街を転々とする中、いつもお気に入りの器物がそばにありました。ツリーハウスで過ごした2年間では、さらに多くの器物が増えてしまい、まるでツリーハウスが器物で溢れんばかりの状態に。新たな器物を手に入れるたび、皆さんとその喜びを分かち合いたい気持ちが溢れ出しました。

私にとって、器物はただの生活用品ではありません。それは、私が生活をますます愛おしく感じる存在であり、重要な役割を果たしているのです。昨年の秋から、器物作家や植物染めの職人を訪ね、その日常や想いを直接聞く機会を持ちました。作り手たちと使い手をつなぐ架け橋として、手作りの温かさやその背後にあるストーリーを皆さんと共有できるようになりたいと思っています。

さて、私のお店の名前「青梨」について少しお話しします。名前を決めるときの私の意図は、誰かがこの名前を聞いたとき、芸術的な空間という少し敷居の高いイメージではなく、もっとリラックスできる場所として感じてもらいたいというものでした。「青梨」という名前は、清々しく、自然から生まれたものを表現しています。

この場所は、ただのショップではなく、皆さんと喜びを分かち合い、美しさを届けるスペースです。ここで、自分の心を動かす器物に出会い、一緒にその美しさに浸りましょう～。

（私たちは現在、350平米の新しい店舗を改装中で、年末にはツリーハウスからより広い庭へ移転し、営業を開始する予定です。より多くの器物に展示スペースを提供できることを願っております。）新しい店舗の状況をクリックしてご覧ください